臨床検査技師としての
ステップアップを支える
教育体制を充実させていきたい。
ラボ運営・開発センター開発企画部第1グループ
菊地 紀子
臨床検査科卒業
1989年入社
開発企画部の仕事は、新たな検査室の立ち上げです。検査室のリニューアルを検討している病院に対し、企画・提案から、実際に機械を設置して稼動するまでを、責任を持ってやり遂げます。
これまで、多くの案件を扱いましたが、病院の規模や特徴など同じものはありません。それぞれの条件に合わせて企画を考えていくところがこの仕事の面白味のひとつ。まったく新しい検査室を、人の動線などを考えながら設計からレイアウトまでをゼロから作る仕事はクリエイティブな楽しみがあります。
入社当初は病院の検査室で検査を担っており、現在の仕事でも臨床検査技師の目線で企画・提案に当たっています。おかげで、打ち合わせの際には現場の方やシステムの方から「検査の実際がわかっている」と信頼していただけ、スムーズに仕事を進めらます。
開発企画部の仕事では、病院の院長など経営者の方から、検査部長や技師長、さらには電気や情報関係の担当の方など、さまざまな立場の方と、さまざまなテーマでやりとりしなければなりません。これら幅広い方々と出会い、ときに賛同いただき、ときにご指摘を受けるなど、日々、さまざまな刺激をいただいています。
将来は、臨床検査技師の地位向上に結びつくような仕事をしたいと考えています。臨床検査技師は、病院では医師や看護師と比べてまだ立場の弱い部分がありますので、これを改善していきたいと思います。また、臨床検査技師がステップアップできるよう、教育などを充実させる手伝いをしていきたいと思っています。
当社は検査機械や試薬を扱うだけでなく、多くの検査室を運営してきた経験とノウハウがあります。これらを強みとして、患者様から「良い病院」と評価いただけるような検査室を構築できるよう努力していきたいと思っています。そんな仕事に興味がある方をお待ちしています。