研究・開発職

高度な知識と技術が求められるため、
確かな成長が実感できます。

小林 亮介

薬効評価

創薬支援事業本部試験研究センター病理研究部

小林 亮介

獣医学研究科病理学専攻修了
2012年入社

私の仕事

私の所属する病理研究部では、受託毒性試験における病理学的検査を担っています。具体的には、毒性試験を行った動物の個体ごとに、どのような異常があるかを観察し、さらに顕微鏡を用いて各臓器の組織・細胞レベルでの毒性変化を調べています。物質の投与によって、その動物の体内で何が起きたのかを包括的に考えることが重要であり、生物学や解剖学を含めた幅広い知識と経験が求められます。さらに、顕微鏡レベルでのごく小さな変化にも注意を払うことが求められるなど、難しい仕事ではありますが、多くの試験を経験することで専門的知識と技術を磨ける喜びを感じています。

※当社では、すべての研究・試験は、動物の愛護および管理に関する法律、これに基づく実験動物の飼養および保管等に関する基準の精神を尊重するとともに、動物福祉の観点から適正であることの審査を受けています。

キャリアステップ

2012年
入社
2012年
創薬支援事業本部 試験研究センター 病理研究部 病理1グループ

入社動機

大学院までに身につけてきた病理学の専門知識を活かして、病気のメカニズムを解明し、病気に苦しむ人の助けになる仕事がしたいと考えていました。当社については「自由な雰囲気の会社」という印象があり、他社に比べて病理研究部の人数が多いため、専門的なサポートや教育にも期待できることから入社を決めました。

印象に残っている出来事

担当分野での成果を社外のゼミで発表する機会があり、どう発表すべきか悩んでいたところ、上司や先輩方に相談に乗っていただき、良い発表につなげることができました。これを機に、先輩方といろいろな話をするなかで、仕事というものは楽しくやりがいを感じながらできることが大切だという考えを深めました。

今後の目標

当面の目標としているのが、認定病理専門医の資格をとることです。病理業務担当者として、社外でも認められる資格を持つことで、対外的に知識と技術をアピールすることができ、信頼も得られると考えているからです。そのためにも、担当業務を通じて常に勉強することを意識し、文献なども積極的に調べて知識を蓄える毎日です。
また、病理検査担当の責任者として多くの経験を積むなかで、問題を解決する能力を身につけていきたいとも思っています。そのためには、専門家としての能力を高めるだけでなく、広く非臨床試験全般に関連した能力が必要になります。そこで、日常業務の習得に加え、できるだけアンテナを拡げ、幅広く勉強することを心掛けています。

メッセージ

就職活動はなかなか思うような結果につながらず、不安なことや辛いことも多いと思います。しかし、自分をしっかり持ってアピールできれば、どこかで自分に合った会社と出会うことができると思います。マイペースを崩さず、頑張ってください。